ひよっこの備忘録

積み重ねて山となる

ゲーム作りのはじめかた

購入した目的

ゲームプログラマーになりたい!!
ゲームプログラマーは、技術を駆使してプランナーとかが考えたゲームのアイディアをいかに実現するかを考える職業だと思う。
ただし、時としてよりよい表現や企画、アイディアがあれば、それを提案する場面も出てくるだろうと思った。
というか会社の募集要項とか見てて、プログラマーでもアイディアを発信していける人が欲しいみたいな事が書いてあった。
あと、今後ゲーム開発に携わっていくのであれば、どのようにして(どのような流れで)ゲームが作られているのか他の製作工程についても詳しく知っていたほうがいいだろう。というか知りたい!と思ったので、それらが網羅されていそうな書籍を選んだ。

読んだ本

これ

ゲーム作りのはじめかた

ゲーム作りのはじめかた

感想

購入した目的に合わなかった。
本書籍が網羅している内容が、企画からレベルデザインまで。
つまり設計部分であるプログラミングも網羅しているのだ。
これ、網羅している所が広すぎて全体的に大雑把というか内容が浅い。
企画書や仕様書の段階では、「今回はこの要素を入れてみましょう!こうした方がなんとなく面白そうですよね?でも、今回はこうしましたが何故そのようになっているのか、本当にそれでいいのか疑って考えてみるのもいいでしょう!」みたいな感じで解説などがほとんど無い。
私が知りたかったのは、現場ではどういう事を考えて企画書が作られているのかや、企画書を作るためのテクニックなど。
載ってないんだ……。
プログラミングの部分はだいたい分かるからパラパラっと読みながしたけど、初心者向けとはいえその説明は流石にないんじゃない?みたいな、まるっきり嘘が書かれていたりしてもやもやした。
当然全体的に説明しなきゃいけない事が多いので、だいたいの所は「おまじない」として覚えてくださいで流されているから初心者向けとも言えない。
割とノリと勢いで誤魔化してる部分が多かったし、読みづらくて好きじゃなかったです。
半分まで読んで、その後もふわっとした表現が続きそうだったから読むのをやめました。

ゆづる - 読書メーター